落下する夕方

 08:00 事例研究憲法
 11:45 食事
 12:30 答え合わせ
 13:30 民訴択一
 17:30 休憩
 18:00 憲法復習
 19:00 帰宅


 憲法の答案は、暴走しがちです。フレームを定めてはみださないようにしなければならないのですが、どうしても好き放題書いてしまうところがあります。答案は比較的いきいきしてくるのですが、ともすれば法律論文にならない可能性があるので、もう少し抑え気味に書いていきたいです。試験委員の要求に沿うような答案は何か、という姿勢を常に意識しなければなりません。
 ヒアリングを読んでると、判例の知識が露骨に問われているようですし、もっと判例を前面に押し出すような形で論述する必要があるのかもしれません。射程まで論じられれば完璧ですが、事案をそこまで精密に把握していないということも事実。ぼろを出したくないので、よほど自信がある時でないとそのパターンには手が出せません。


 「落下する夕方」を読みました。面白かったです。何がなにやらわからないところもありますが、僕は読んでるときになんとなく楽しければそれで満足してしまうタイプの人間なので、それほど気になりませんでした。
 結局のところ、華子みたいな生き方が自然なんだろうなと思います。したいことをする。したくないことはしない。それだけでは世の中が回らないことも確かだと思いますが、少なくとも、究極的にはこれこそが「目的」であることには疑いはありませんよね。誰しも、苦労するために生まれてきたのではないのですし。「目的」を達成するための「手段」が自己目的化しているパターンが、社会には満ちているような気がします。
 それはそれでいいのですが、そうした生き方を他人に強要するのはやめるべきですよね。人の人生は1回しかないのですし、それならその人の人生くらいはその人の好きにやらせてやれよ、と…。主義主張を押しつけてくる人たちは、少なくとも自分の人生は自分の裁量で全うできるのですから、それで満足すべきなんじゃないかなと思います。


 何やらおかしな方向へ話が進んでしまいましたが、「落下する夕方」は普通にオススメです。文庫版なら安いです。


落下する夕方 (角川文庫)

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