答案練習

 今日は民事訴訟法の答案を書きました。


 山岡士郎(仮名)が栗田ゆう子(仮名)との間で土地の売買契約を締結し、買主である栗田ゆう子が売買契約に基づく所有権移転登記をしました。ところが、後になって、山岡士郎が売買契約は錯誤によるものだから無効だと主張し、所有権に基づく妨害排除請求権としての所有権移転登記抹消登記請求権を訴訟物として、給付訴訟を栗田ゆう子に対して提起しました。
 訴訟係属後、栗田ゆう子は、海原雄山(仮名)に土地を売り渡しました。しかも、何を思ったか、山岡士郎の錯誤の主張について自白をしてしまいました。このままでは、請求認容判決が導かれてしまいます。土地の買主である海原雄山としては、どんな手を打つことができますか、という問題でした。
 雄山としては、訴訟に参加して自白を撤回したり、自白と両立する何らかの防御方法を主張したりすることになります。いずれにせよ、雄山としては何らかの形で士郎とゆう子の訴訟に参加しなければなりません。どのような方法で参加するのが妥当だろうか、というのが、ここでの大きな争点です。


 民事訴訟では訴訟参加の方法はたくさんあるので、それぞれの異同を把握するだけでも大変です。一応書いてはみましたが、けっこう残念な答案になっていました。
 全体的に意味がよくわかりませんが、特に共同訴訟参加はどういう局面で使えばいいのかわかりません。基本書でも他の参加類型に比べてちょっとスルーされてる感があり、謎な存在です。先生に聞いてもきっとわからないだろうし、結構本格的に困っています。テストが怖いです。


 昼はインドカレーを食べました。週2回くらいなら楽勝と思いきや、終盤、少し味に飽きた感がありました。やはり週1回にとどめておくのがベストのようです。

 
 あとは、「七回死んだ男」を読みました。結構面白かったです。ただ、僕は本を読みながら謎解きをするのが億劫な人間なので、終盤の説明は読んでてたいへんでした。
 買う価値は十分にあると思います。


七回死んだ男 (講談社文庫)

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