聖剣伝説3攻略覚書①
少し前に、なぜか聖剣伝説3を突然プレイしたくなり、短期的にかなり集中してプレイしていました。
そこで感じた、攻略上の覚書みたいなものを書いてみようと思います。厳密なデータに基づくものではないので、鵜呑みにすると危険かもしれません。
ゲーム全般
①物理攻撃が強い
魔法よりも、物理攻撃が強力な世界です。
したがって、必然的にケヴィン・デュラン最強、アンジェラ涙目、ということになります。アンジェラをパーティに組み込んだ場合、攻略難易度が跳ね上がります。
②雑魚が強い
BOSS戦の難易度は非常に低いです。ブラックマーケット(以下BM)で購入した各種パワーアップ・セイバー系製品を使えば、本当に簡単に倒せます。
問題は雑魚戦です。雑魚がBOSSより強いことはもちろんありませんが、雑魚は雑魚でけっこう強いです。
BOSS戦のために戦力を温存しなければならないことを考えると、雑魚戦で常に全力投球というわけにはいきません。その結果、ほとんどの場合で、BOSS戦よりもBOSSにいきつく道中の方が難易度が高くなります。
また、非常に広いダンジョンがいくつかあり、ここではかなりの数の雑魚と戦わされることになります。岸辺の洞窟、宝石の谷ドリアン、各種最終ダンジョンなどがこれにあたります。これらのダンジョンを攻略するときには、雑魚の強さが身にしみて理解できると思います。
③ヒールライトが強い
雑魚が強いゲームですので、道中ガンガン体力を減らされてしまいます(死ぬことも度々あると思います)。
そういうことで、体力回復魔法であるヒールライトの重要性は極めて高いです。もっとも、ヒールライトがパーティ全体に使えなかったり、回復量が低かったりすると、交戦のたび何度もヒールライトを使うことになり、面倒なばかりか、MPへの圧迫もバカになりません。
以上の事実から、聖剣伝説3におけるシャルロットの優位が導かれます。
ところで、ヒールライトの代替物としてポトの油があります。必需品として語られることの多いアイテムですが、個人的にはあまり評価していません。BM(ブラックマーケット)製品なので調達が面倒くさいことに加え、精神の値が低いキャラが使用しても回復量が非常に低くなってしまうからです。
シャルロットがおらず、かつアンジェラがいる場合などは活躍の機会があるかもしれません。
④パワーアップ系の魔法が強い
前述のように雑魚が強いので、雑魚戦をスムーズに処理することが攻略難易度の低下につながります。パワーアップ系の魔法を使うことによって、雑魚戦が驚くほど簡単になります。
ここから、聖剣伝説3におけるリース(スターランサー)の優位が導かれます。
ポトの油と同じ問題として、各種パワーアップ系BM製品の存在があります。しかし、BM製品は一つにつき味方一人しかパワーアップできず、全員をパワーアップさせるのは骨です。また、BM製品であるため、やはり調達が難しいという問題があります。
というわけで、断然魔法でのパワーアップをオススメします。
⑤レベル1必殺技が重要
後半のBOSSは、こちらのレベル2以上の必殺技に反応して、魔法や必殺技で反撃をしてきます。これが凶悪です。一撃で全滅ということも珍しくありません。
しかし、レベル1必殺技ならこの心配はありません。このため、後半のBOSS戦では基本的にレベル1必殺技のみを使用することになります。
また、レベル2以上の必殺技はセイバー系魔法の効果を受けませんが、レベル1必殺技は効果を受けるため、特定の属性に弱い敵と戦うときはレベル1必殺技の方が効率的にダメージを与えられます。
雑魚戦でも、ゲージ2、3の必殺技を使うよりも、ゲージがたまり次第レベル1必殺技を使ったほうがはやく殲滅できる場合が多いです。
⑥獣化ケヴィンが凶悪
これはかなり知られた話ですが、獣化後のケヴィンの強さは筆舌に尽くしがたいものがあります。夜しか獣化できないという点が最大の弱点ですが、宿屋などで調節して夜に攻略を行うようにすることで、攻略難易度がかなり低下します。
初心者はケヴィンをパーティに加えることをオススメします。
キャラクター雑感
キャラクターについての簡単な感想、評価など。
デュラン
①長所
・力の値が高い
全キャラ中、最も力の値が高いキャラです。
前述のように、聖剣伝説3では魔法より物理攻撃の方が効率的にダメージを与えられます。この意味で、かなり強力なキャラといえます。
・ヒールライトを使える
ヒールライトのあるなしで、攻略難度は大きく変わってきます。デュランは光のクラスに進むことで、ヒールライトを習得することが可能です。ロードにクラスチェンジすると、パーティ全体にヒールライトを使えるようになります。
シャルロットがパーティにいないときに有用です。回復量が少ないことが難点ですが。
・各種セイバー系魔法を使える
BOSS戦では必須の魔法ですが、実は真価を発揮するのは雑魚戦です。BOSS戦での運用に限れば、BM製品を利用すればセイバー系魔法がなくとも対応が可能だからです。
しかし雑魚戦ではこうはいきません。雑魚に出会うたびいちいちBM製品を使っていたのでは、物資がすぐに底をついてしまいます。魔法なら、そういう心配がないので安心です。
セイバー系魔法は、闇のクラスに進むことで習得できます。ソードマスターにクラスチェンジすると、パーティ全体にセイバ系魔法を使えるようになり、たいへん便利です。
②短所
・攻撃が2段攻撃でない
ホークアイやケヴィンとは違い、攻撃が2段攻撃ではありません。このため、必殺技ゲージのたまりが少し悪いという欠点があります。
しかし、デュランは耐久力も全キャラ中一番です。そこで、敵が密集しているところに自ら飛び込んで攻撃、という少々危険な戦術をとることができます。こうすることで、一度の攻撃で大量のゲージをためることができます。先のホークアイらではなかなかできない芸当です。
・レベル1必殺技が貧弱
十文字斬りという名前からすると、縦横に2回の攻撃を行うようにも思えますが、実際は横の攻撃にしか判定がありません。
元の攻撃力が高いので、これはこれで強いのですが、ケヴィンの必殺技に比べるとどうしても見劣りしてしまいます。
③クラス考察
・パラディン
レベル3必殺技が敵全体への攻撃ということは評価できます。また、光クラスの特徴として、盾を装備できるのも強みです。
しかし、ヒールライトが味方全体に使えないのは痛いです。攻撃力も他のクラスに比べて高いわけでもないので、あまりオススメできません。
・ロード
ティンクルレインはどうでもいいですが、ヒールライトを味方全体に使えるのは評価できます。レベル3必殺技が単体攻撃なのは寂しいですが、レベル1必殺技を連発するのも強力ですので、そこまで痛手ではありません。光クラスに進むならこれでしょう。
・ソードマスター
一番オススメできるクラスです。
まず、セイバー系魔法を味方全体に使えるのがあまりに素晴らしいです。これにより、雑魚戦の難度が大幅に低下します。BOSS戦でも、ちゃきちゃき属性を付与できますので、ストレスなく快適に戦えます。
また、レベル3必殺技の真空剣が全体攻撃なのも評価します。デュランの攻撃力でレベル3必殺技を使うと、大抵の場合雑魚は即死です。
・デュエリスト
力が全クラス中(つまり全キャラ中)一番高いので、圧倒的な攻撃力を体感したい人にはオススメです。
しかし、ソードマスターとは違い、セイバー系魔法を味方全体に使えないのは痛すぎます。ダークセイバーを覚える唯一のクラスですが、たいして役に立たないので積極的な評価を与えることは難しいです。
大地噴出剣は強力なので、親父リスペクトという方は選んでもいいかもしれません。
④総評
かなり強いキャラです。ケヴィンに次ぐ能力といっていいでしょう。
ケヴィンとは違って押せ押せではありませんが、hit&awayに味のあるキャラです。
ブラックラビとも戦えますし、そういう意味でもオススメですね。