∀ガンダム:第14話「別離、再び」

 戦艦の発掘に成功。機械系統が生きていたことに驚きです。ナノマシンは本当に万能ですね。ディアナはディアナで、こんな戦艦があったのなら、急いで月に帰らなければ良かったと後悔しています。しかしウィルゲムでは、シャトルがなければザックトレーガーまで行くことができませんし、地球上ではシャトルはマニューピチにしかありませんので、相当骨の折れる作業であることは間違いありません。ジャンダルムで帰ってしまって正解だったと思います。


 ギャバン・グーニー率いるスエサイド部隊が登場。ソシエのあやし方もお手のもので、さすがはギャバンという感じです。ファンが多いのもうなずけます。
 マリガン中佐が、イングレッサ・ミリシャをルジャーナ・ミリシャの傘下に置こうし、ミハイル大佐がこれに反発。マリガン中佐はアグリッパと声が同じなので、映像から目を離すとアグリッパがやってきたかのような錯覚を覚えます。味のある声が絶妙です。


 ウィル・ゲイムがテテスと共に、キャノン・イルフートに乗ってディアナ・カウンターに投降しようとします。ロランがこれを止めようとしますが、ウィルは態度を硬化。ウィルの言い分もある程度正しいので、うまく反論できないロランがあわれです。
 しかし、ディアナを攻撃しようとしたのは絶対に許されることではありません。先祖からの言い伝えにこだわることにも、ある程度理解はできますが、ウィルのそれはすでに妄執の域に達しています。こういう危険人物には、それなりの対応が必要です。